沖縄の文化 は、知れば知るほど「へぇ〜」がいっぱい!
今回は、沖縄では“当たり前”になってるものの、本土の人から見ると珍しいという文化や食事について紹介します。
沖縄では、見た目の派手さだけじゃなく、“人を大切にする心”が日常のあちこちに息づいています。
観光で沖縄を訪れた際には、ぜひ一度そんな「沖縄らしさ」に触れてみてくださいね。
ご先祖崇拝と「清明祭(シーミー)」
ご先祖様との距離の近さが沖縄の特色のひとつ。
亡くなった人は、今もどこかで家族を見守ってくれている“生きた存在”として敬われており、春に行われる伝統行事「清明祭」は、その象徴ともいえるでしょう。
「清明祭」では、旧暦の3月、家族や親戚が一族のお墓に集まりご先祖様を供養します。
その際は、重箱料理や果物、お菓子を供え、お墓の前でみんなで食事を囲みます。
まるで、ピクニックのようにテーブルを広げ食事をし、笑顔で語り合う光景。ご先祖様も一緒に楽しんでいるようなあたたかなひと時です。
「泡盛」と「ミキ」沖縄らしい飲み物文化
ご先祖にお供えされる飲み物も、沖縄ならではのものがあります。
まずはご存知「泡盛」。
泡盛は、沖縄の伝統的なお酒で、長期熟成させることで「古酒(クース)」という芳醇な香りのお酒に育ちます。
行事の際にはお墓にも、仏壇にも、まずは泡盛をお供えします。
もう一つは「ミキ」という白い飲み物です。
米とさつまいもを発酵させた、ほんのり甘くてとろみのある不思議なドリンク。
古くから「命をつなぐ飲みもの」として、お年寄りに親しまれてきました。
スーパーでもパック入りで購入でき、神事のときに欠かせない飲み物でもあります。
見た目も中身もインパクト大!?沖縄の珍しい食事
沖縄の食文化には、ほかでは見かけないユニークな料理がいっぱいあります。
例えば「ヤギ料理(ヒージャー)」。
沖縄の方言でやぎのことをヒージャーと言います。
貴重なタンパク源であり、香りが独特。お刺身「ヤギ刺し」や、肉や内臓をじっくりと煮込んだ「ヤギ汁」にして食べられています。
お祝いの席など特別な日に出されることが多く、地元の人の間では「精がつく」として人気があります。
ヤギのミルクを使った商品もお土産として人気です!
また、海ヘビ(イラブー)を使った料理も存在します。
久高島など一部地域でしかお目にかかれない貴重な郷土料理で、燻製にして、煮込みにして、まさに“薬膳”のような扱いです。
一方でポークたまごおにぎりのようなローカルファストフードも健在。
コンビニでも買える親しみやすい味なのに、本土の人にとっては新鮮そのものです。
沖縄の文化には、本土ではなかなか出会えない価値観や風習が息づいています。
ご先祖様をまるで今も一緒にいるかのように迎える「清明祭」や、泡盛・ミキ、そして見た目にも味にもインパクトのある食文化。
どれもが、沖縄の人とのつながりをとても大切にする心の表れだと感じますね。
旅行で訪れる際も文化を知ることで、もっと沖縄のことを好きになれるかもしれませんよ!
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