ただの絶景じゃない!神が宿ると言われる沖縄の水の聖地

「沖縄の自然は“ただ美しい”だけじゃない」

沖縄の自然は、その美しさの裏に「神が宿る場所」としての側面を持っています。

地元の人々にとって、そこは神聖な祈りの場所。古来より「御嶽(うたき)」や「カー(泉)」など、島の人々が祈りを捧げてきた場所の多くは、水にまつわる聖地。
 
今回は、観光でも訪れやすく、かつ神聖な雰囲気を今も感じられる“水のパワースポット”を紹介します。

 
 

金武大川(きんうっかがー)

1.清らかな湧水に龍神が宿る金武大川(きんうっかがー)金武町

琉球王国の時代から続く湧水地で、地域では「ウッカー(大川)」と呼ばれています。

金武町の文化財にも指定されている金武観音寺の境内を流れるこの湧水は、古くから人々の生活を支え、龍神への祈りの場とされてきました。

現在も水汲みに訪れる人が絶えず、清めの地として大切に守られています。

 
【金武大川】
所在地:沖縄県金武町金武640
アクセス:那覇空港から車で約1時間(沖縄自動車道・金武IC下車)

 
 

フボー御嶽

2.神の島”が生んだ神聖な泉フボー御嶽(うたき) 南城市

「神の島」と呼ばれる久高島は、琉球創世の神アマミキヨが降り立った場所と伝えられています。

島の東端にある「カベール岬」には、聖水が湧く場所があり、今も祭祀の対象です。

島全体が聖域とされているため、観光時はマナーを守りましょう。

立ち入り禁止エリアには注意してください。聖域への立ち入りは地元ガイド同行が安心です。

 
【久高島・カベール岬 】
所在地:沖縄県南城市知念久高
アクセス:安座真港(南城市)から久高島行きフェリーで約25分
 
 

識名園

3.那覇から近い“都会の聖水”識名園(しきなえん)の湧池 那覇市

琉球王家の別邸として造られた識名園。

回遊式庭園の中央にある湧池(わくいけ)は、王族が神に祈りを捧げた場と伝えられています。

庭園は世界遺産にも登録され、格式ある石橋や東屋、緑豊かな樹々の間を歩くだけでも心が洗われるようです。

 
【識名園】
所在地:沖縄県那覇市真地421-7
入場料:大人400円、子ども200円
開園時間:9:00〜17:30(最終入園17:00)
アクセス:那覇中心部(国際通り周辺)から車で約15分

 
 

垣花樋川

4.“南の名水百選”に選ばれた癒しの水 垣花樋川(かきのはなひーじゃー)南城市

沖縄で「最も美しい湧水」と称される垣花樋川は、清らかな流れと美しい石組みが特徴の水の聖地です。

三本の樋(とい)から流れる水は、かつて生活用水や農業用水として利用され、人々の暮らしを支え続けてきました。

龍神伝説が残る場所としても知られ、今も地元の方が水辺に花を供える姿が見られます。

展望台からは、青い海と緑の丘陵が一望でき、癒しと清めを同時に感じられるスポットです。

 
【垣花樋川】
所在地:縄県南城市玉城垣花
アクセス:那覇空港から車で約50分(国道331号線経由)

 
 

かきのはなひーじゃー
 
沖縄の水にまつわる聖地は、単なる“絶景スポット”ではありません。

そこには、自然への畏敬とともに、人々の祈りの歴史が息づいています。

訪れるときは、静かに流れる風や水音に耳を傾けてみてください。
あなたもきっと、見えない“気配”を感じるはずです。

 
 

照山展望台

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