沖縄の伝統芸能である「 エイサー 」
エイサーは、沖縄のお盆の最終日に踊る先祖をあの世に送り出す大切な踊りです。
地域で受け継がれてきた伝統芸能であり、大きなお祭りが行われるほど人気があります。
そこで今回は、県民はもちろん、観光客をも魅了するエイサーをご紹介します!
エイサーの歴史
エイサーは文献が少ないので諸説ありますが、歴史は古く400年〜500年前からあるといわれています。
エイサーが変わっていったのは、昭和31年(1956年)から始まった全島エイサーコンクールだとされています。
沖縄本島中部を中心に、踊り、隊形、衣装などが華やかになり、今のような魅せるエイサーに変わっていったそうです!
エイサーの種類
現在多くの青年会で踊られているのが、大太鼓や締太鼓を使用した太鼓エイサー。
ほかにも、エイサー最古の形とされる太鼓を使用しないエイサーや、片面張りの小さな太鼓「パーランクー」のみ使用するエイサーもあります。
現在では、現代風にアレンジした創作エイサーも人気です♪
エイサーの基本構成
・旗頭(はたがしら)
先頭に立って旗を掲げているのが、旗頭です。
青年会の顔ともいえる役割で、重量のある旗を曲に合わせて上下にさせ、青年会をアピールします!
・地方(じかた)地揺(じーうてー)
三線を弾き鳴らしながら唄う、エイサーに欠かせない存在です。
・大太鼓(うふでーく)
大きな音でリズムを先導する、音頭取り的役割。
重量のある大太鼓を持ちダイナミックな演技をするため、体の大きさや体力が必要です。
・締太鼓(しめでーく)
手足を大きく動かし太鼓を叩くのが特徴。
高音の太鼓の音と躍動感のある動きが魅力で、演舞の華といわれています。
・男手踊り(いきがもーい)
踊りの基本で、他の役への登竜門的な役割をもたせているところも多いです。
・女手踊り(いなぐもーい)
太鼓を持たない女性の手踊り。
足元は島ぞうりが定番で、手拭いや四つ竹、風車、扇子などを持って踊ります。
・ちょんだらー、さなじゃー
奇抜な化粧と滑稽な動きで人の目を引き、楽しませてくれるほか、演舞の進行、隊列を整えたり、観客と絡み場を盛り上げたりと、重要な役割があります。
踊り手を鼓舞するという大切な役目も!
ちょんだらーやさなじゃーが自由に動き回り、旗頭→地方→大太鼓→締太鼓→男踊り→女踊りという並びが基本ですが、青年会によって若干の違いがあります。
沖縄エイサーのイベント
【沖縄全島エイサーまつり】
1956年から開催されている、沖縄の夏の風物詩エイサーを代表するお祭り。
本島各地から選抜された青年会などが参加し、本場のエイサーが存分に楽しめる沖縄最大規模のエイサー祭りです。
沖縄全島エイサーまつり実行委員会
【おきなわワールド・スーパーエイサーショー】
おきなわワールドは、沖縄を満喫できる観光テーマパーク!
伝統的なエイサーをアレンジした、パフォーマンスが人気で、1日3回エイサーショーが観賞できます。
演者も観客も一緒になって踊りが楽しめる構成になっています♪
おきなわワールド
ぜひ旅のプランにぜひエイサー観賞も取り入れてみてください♪
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沖縄県の貸切バス・リムジンのプラチナキャビンでは、ご要望に応じた、オリジナルツアーもご提供しています。
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