世界自然遺産へ行こう！
沖縄本島北部にある、奇跡の森「やんばる」

世界自然遺産へ行こう！沖縄本島北部にある、奇跡の森「やんばる」

 
ユネスコ世界自然遺産に登録されている、沖縄本島北部のやんばるエリア。
やんばるには「山々が連なり森が広がる地域」という意味があり、名護市より北側が「やんばる」といわれています。

また、沖縄本島北部の国頭村、大宜味村、東村は、「やんばる3村」と呼ばれ、約75％以上が森林になっています。
 
 

[やんばるとは]

やんばるは、漢字で書くと「山原」。
まさに、山と原っぱが大半を占めている自然いっぱいのエリアです。
沖縄の大自然がつまっている魅力的な場所として、県内外からたくさんの人が癒やしを求めて訪れています。
 
 

[やんばるの森]

やんばると呼ばれる沖縄北部は、標高が高い山地が広がるエリアで、多くの川や滝が存在しています。
木や草花の種類が多く、ここでしか見ることができないような植物にたくさん出会えます。

貴重な自然の宝庫であり、地理的には森林ができにくい位置にさまざまな要素からできた森ということから「奇跡の森」とも呼ばれています。
 
 

[やんばる3村]

 
「やんばる3村」と呼ばれる、国頭村、大宜味村、東村では、1万人ほどの人が、たくさんの生き物とともに暮らしています。
 
 

■国頭村（くにがみそん）
那覇市から100km、那覇空港から約2時間ほどの位置にある沖縄の最北端にある村です。
村域の84％が森であり、固有種・希少種が数多く暮らしています。

美しい海に囲まれた国頭村にはたくさんのポイントがあり、シュノーケリングなどのマリンアクティビティも充実しています。
沖縄本島内でも最大の落差の「比地大滝」や、世界最北端の熱帯カルスト地形「大石林山」など、この地ならではの絶景スポットも多数◎

■大宜味村（おおぎみそん）
那覇空港から約100分ほどの位置にある人口約3,200人の村です。
日本一の長寿村として知られている村で、生涯現役と話す、元気な高齢者とたくさん出会えます。
大自然を満喫できる、カヌーやトレッキングなどのツアーが豊富で、自然の中で童心に戻って遊べます。
遠浅で穏やかな海岸では、シュノーケルやSUP体験もおすすめ◎
美しい海で、のんびりとした時間が過ごせます。
 
 
■東村（ひがしそん）
人口は1,800人ほど、人口が少ない地域です。特産品はパインアップル、濃厚なマンゴーも有名です。　
国指定天然記念物のマングローブの下流には公園が整備され、ネイチャーツアーなどで生き物を観察したり、遊歩道を散策したりして楽しめます。
マングローブを観賞できるスポット「慶佐次湾のヒルギ林」は、国の天然記念物に指定されています。

 
 

[注意点]

やんばるの森に入るときには、帽子をかぶり、長袖長ズボン、スニーカーを履くようにしましょう。
危険な場所もあるので、散策する際にはツアーがおすすめです。ガイドさんの解説付きで山を散策するとさまざまな発見もありますよ◎

やんばるには、ここでしか見ることができない大自然が広がっています。
非日常空間で、リフレッシュ間違いなし！

みなさんも、旅行のプランに取り入れてみてはいかがでしょうか。

 
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