冬に出会う文化!
沖縄の冬に息づく独特な行事と風習

冬に出会う文化!
沖縄の冬に息づく独特な行事と風習

 
沖縄は、日本の文化はもとより、中国の文化に強く影響を受けています。そのため、他の地域ではあまり見られない独自の行事が沢山。
今回は、沖縄の年中行事の中でも、冬の行事を紹介します。なお、沖縄の年中行事は旧暦をベースとしていますが、今回は2024年から2025年の新暦に合わせてご紹介します。

 
 

12月

田芋(ターンム)
 

冬至(トゥンジー)

・新暦:12月21日
・旧暦:11月21日
本州ではかぼちゃの煮物を食べ、柚子のお風呂に入りますが、沖縄の冬至は本州の文化とは異なり、炊き込みご飯のジューシーを食べます。
それも、普段から食べるジューシーとは異なり、「トゥンジージューシー」という特別なジューシー。ポイントは里芋に似た「田芋(ターンム)」を入れること。田芋は親芋に子芋・孫芋が連なって育つことから、子孫繁栄の縁起物とされている芋です。

 
 

1月

旧正月の風景

 

鬼餅(ムーチー)

・新暦:1月7日
・旧暦:12月8日
月桃やクバの葉に包んで蒸した餅「ムーチー」を、火の神様(ヒヌカン)や仏壇に供える風習です。ムーチーは厄払いになると言われており、家族の健康を祈り、振舞われます。

 

御願解き(ウガンブトゥチ)

・新暦:1月23日
・旧暦:12月24日
火の神様が天に昇り、1年間の功績と罪過を天の神様に報告するといわれており、沖縄県民の「大掃除」の日とされています。大掃除を終えたら、火の神様にお米と線香を7本供え、1年の無事を感謝します。

 

年の夜(トゥシヌユルー)

・新暦:1月28日
・旧暦:12月29日
トゥシヌユルーはいわゆる「大晦日」のこと。門前や火の神様(ヒヌカン)に若松を飾り、床の間や仏壇には縁起の良い南天や菊の花を飾ります。
また、年の夜はソーキ汁を食べる風習もあります。いわゆる「年越しそば」のような存在で、現代では「ソーキそば」として食べる家庭が増えています。
 

正月(ソーガチ)

・新暦:1月29日
・旧暦:1月1日
本州の正月料理と言えば「おせち料理」が定番ですが、沖縄の正月は、おつまみを中心としたオードブルが一般的です。また、豚肉料理を多く振る舞うため、「豚正月」とも呼ばれますよ。

 

初起し(ハチウクシ)

・新暦:1月30日
・旧暦:1月2日
いわゆる仕事始めに当たる日で、以前は旧暦の正月2日から3日に行われてましたが、現在では3日に行うことが増えています。
同日、糸満漁港では豊作・豊漁、無病息災を願い「舟起こし(フナウクシ)」という行事も行っています。
 
 

2月

ヒヌカン
 

火の神迎え(ヒヌカンウンケー)

・新暦:2月1日
・旧暦:1月4日
昇天した火の神様)ヒヌカン)が人間界に戻ってくるとされている日で、盛大にお迎えします。赤飯やお酒を供え、決められた作法に則り線香を供えて祈ります。
 

年日祝い(トゥシビー)

・新暦:1月30日~2月10日
・旧暦:1月2日~13日
もともとは災難を切り抜けられるように、との願いから始まったトゥシビーは、健康を祈ってお祝いする行事として今も残っています。生まれ年の干支が重なる年に執り行いますが、年齢によって目的が異なり、60歳以下は厄払い、61歳以降は長寿を祝う行事となっています。
 

 
 
沖縄県の中でも、地域毎に行事の文化は様々ですので、地域によっては、今回ご紹介していない風習も多数存在します。沖縄へ遊びに来た際は、ぜひ各地域の風習・行事にも注目してみてくださいね!
 
 

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