沖縄の世界遺産といえば、多くの人が思い浮かべるのは「首里城跡」ですよね。
しかし、沖縄には首里城のほかにも、9つもの世界遺産があります。
その名も「琉球王国のグスク及び関連遺産群」。
琉球王国の歴史や文化を今に伝える貴重なスポットで、観光と合わせて巡ると旅がぐっと深まります。
今回はその中から、旅行者でも訪れやすい&フォトジェニックなスポットをピックアップしてご紹介します!

今帰仁城跡(なきじんじょうあと)
★特徴
13世紀ごろ築かれた北山王の居城跡。
総延長1.5kmを超える石垣は圧巻で、城壁の上からは東シナ海を一望できます。
★見どころ
・「万里の長城」を思わせる曲線的な石垣
・城内から望む海と古村落の景観
・毎年1月末〜2月の「今帰仁グスク桜まつり」ではライトアップされた寒緋桜が幻想的
【今帰仁城跡】
所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101
アクセス:那覇空港から車で約2時間、美ら海水族館から車で約20分
入城料:大人1,000円、中高生500円、小学生以下無料
公式HP:https://www.nakijinjoseki-osi.jp/

中城城跡(なかぐすくじょうあと)
★特徴
15世紀に護佐丸(ごさまる)が築いた城で、石積み技術の高さが評価され世界遺産に登録。
東海岸を見渡す丘陵に位置し、海と街並みを同時に楽しめます。
★見どころ
・複数の郭(エリア)が連なる広大な城跡
・アーチ型の門や石積みの保存状態の良さ
・背後に残る未完成のグスク「中城村の中城グスク(別名:中城北グスク)」も見学可能
【中城城跡】
所在地:沖縄県中頭郡中城村字泊1258番地
アクセス:那覇空港から車で約40分
入城料:大人500円、中高生300円、小学生200円、小学校就学前は無料
公式HP:https://www.nakagusuku-jo.jp/

座喜味城跡(ざきみじょうあと)
★特徴
15世紀初頭に築かれた城で、築城家・護佐丸の代表作。
城壁の曲線美と小高い丘からの眺望が魅力です。
★見どころ
・アーチ型の城門は沖縄最古級の石造建築
・城壁の上を歩けるので、村や海を見渡す絶景ポイント多数
・小規模で1時間以内で見学できる気軽さも◎
【座喜味城跡】
所在地:沖縄県中頭郡読谷村字座喜味708番地6
アクセス:那覇空港から車で約50分
入城料:無料
公式HP:https://www.vill.yomitan.okinawa.jp/

斎場御嶽(せーふぁうたき)
★特徴
琉球王国で最も格式の高い聖地。
国王自らが参拝した場所で、現在も地元の人々にとって特別な祈りの場です。
★見どころ
・巨石が重なり合った三庫理(さんぐーい)と呼ばれる神秘的な空間
・遠く久高島を望む“神の島ビュー”
・静寂に包まれた森と巨岩の道は歩くだけで神聖な気分に
※帽子を脱ぐなど、マナーを守って参拝を
【斎場御嶽】
所在地:沖縄県南城市知念久手堅539
アクセス:那覇空港から車で約50分
入城料:大人(高校生以上)300円、小人150円、6歳以下無料
公式HP:https://okinawa-nanjo.jp/sefa/

識名園(しきなえん)
★特徴
18世紀に造られた琉球王家の別邸。
中国皇帝の使者を迎える場としても利用されました。
池泉回遊式庭園で、歩きながら景色が変わるのが特徴です。
★見どころ
・六角堂(六角形の東屋)と石橋の美しい景観
・中国風・日本風・琉球風が融合した独自の庭園様式
・のんびり散策や写真撮影にぴったり
【斎場御嶽】
所在地:沖縄県那覇市真地421-7
アクセス:首里城から車で約10分
入城料:大人400円、小人(中学生以下)200円、小学校就学前は無料
公式HP:https://www.city.naha.okinawa.jp/

沖縄の世界遺産は、それぞれに異なる魅力を持っているため、同じ世界遺産であっても、それぞれに「絶景」「歴史」「写真映え」「聖地」「庭園」といった異なる楽しみ方があります。
旅行プランに応じて訪問地を選ぶことで、琉球王国の奥深さを体感することができますよ。
次の沖縄旅行では、“世界遺産めぐり”をプランに加えて、琉球王国の魅力をたっぷり感じてみませんか?

プラチナキャビンは、沖縄本島にて貸切バス・貸切ハイヤーを提供しています。
ご興味のある方は、お気軽に電話、メール、LINE公式アカウントにてお問い合わせくださいませ。
お電話・メールでのお問い合わせ・LINEのお友達登録はコチラから!

098-993-6004